領事情報
「海外安全対策情報(平成26年7月~9月分)」
1.社会・治安情勢
当地治安機関からの情報によれば、現在強盗事件の発生件数が増加していると報告されています。最近ハラレ市内でもけん銃使用の武装強盗事件やスマッシュ&グラブ等の窃盗事件が報告されており,継続して治安情勢の変化を注視していく必要性が認められます。
つきましては,ジンバブエに渡航,滞在を予定している方,又は既に滞在中の方は,最新の治安情勢の入手に努めるとともに,以下の事項に留意の上,不測の事態に巻き込まれないように十分注意してください。特に犯罪の発生を身近なものとして捉え,常に犯罪に遭わないような心構え(注意)が必要です。
・政治的な発言は控える。
・デモや政治集会等の群衆が集まっている場所や政府機関周辺には近づかない。
・人気の少ない場所・店舗への立ち入り,犯罪が多数発生している海賊タクシー,コンビバスへの乗車を控える。
・夜間帯の外出を控える。
2.一般犯罪・凶悪犯罪の傾向
(1)当国では,昨年1年間で7,000件を超える強盗事件,10万件を超える窃盗事件が発生しています。
(2)邦人を被害者とする殺人・強盗・強姦・窃盗等の事件
9月17日,ハラレ市内に所在するバスターミナル付近において、邦人旅行者が 所持していた電子辞書などを何者かにひったくられる窃盗事件が発生しました。
(3)邦人以外を被害者とする主な凶悪事件
けん銃を使用した住居侵入強盗事件、車両の窓ガラスを叩き割り車内に置か れていた所持品を窃取されるスマッシュ&グラブ事件、駐車中の車両から車内に 置いてあった所持品を盗み出す車上狙い事件が多数発生しています。
3.テロ・爆弾事件発生状況
テロ事案が発生したとの情報はありません。
4.誘拐・脅迫事件発生状況
邦人が誘拐・脅迫事件に巻き込まれたとの情報はありません。
5.日本企業の安全に関わる諸問題
現時点で日本企業を対象とした事件は発生しておりません。