平成22年度対UNFPA補正予算「ジンバブエにおける妊産婦死亡率の低減」引渡式典への出席報告
- 3月23日、東マショナランド州ムトコ群病院において、我が国の補正予算によりUNFPAが実施するプロジェクト「ジンバブエにおける妊産婦死亡率の低減―出産時における介護施設の利用増進」の引渡式が行われ、福田大使の他、ムチェナ女性・ジェンダー・コミュニティ開発大臣、タンバシェUNFPAジンバブエ事務所代表、病院関係者等約200名が出席しました。
当国では、1日に少なくとも8名の妊産婦が出産時に命を落としているとされています。日本政府が拠出した本プロジェクトでは、国内30か所の病院の救急車が修復されました。また同30か所の病院において、妊産婦が出産直前や直後に過ごす安全な場所を確保するため、妊産婦のための介護施設(Maternity Waiting Homes)の改修を行いました。このたびのムトコ群病院の介護施設に対しては、壁、天井、トイレ等の建物改修の他、27台のベッド、調理用ストーブ1台、シーツ、戸棚が供与されました。
当館福田大使によるスピーチ。
妊産婦のための介護施設(Maternity Waiting Homes)の前で。福田大使右隣がムチェナ女性・ジェンダー・コミュニティ開発大臣。
Maternity Waiting Homesの中。妊婦さんが新しいベッドに腰掛けて。
妊産婦による啓発劇。